君に届け1st&2nd

ケーブルテレビのアニマックスチャンネルで1stの1話見たら気になり毎日1話づつで全話見て、2nd入って2話目にして悶々とするストーリー展開となり、おいちゃん気になって胃が痛くなってきたッス…ってすぐレンタルで全巻借りてその日に全話見るに至る。

ああ、もう、8話のラストなんて、おいちゃんええ歳なのにドキドキしちゃって困っちゃう。そして、9・10・11話のラブラブっぷりに違う意味で胃が痛くなってきたっす(11話の「だいぶ…欲張りになってきたみたい…」とか、もう、おいちゃん死んじゃうかと)。12話もいい感じでしたしおいちゃんの乙女心はきゅんきゅん来ちゃって、ブルーレイのボックス買っちゃおうかと思ってしまうの。

全巻見終わり、リモコンを手にし、停止スイッチを押すと、日常ですよ。代わり映えのしない日常ですよ。爽子なんていないんですよ。高校時代にラブラブドキドキなんてなかったおいちゃんですよ。なんで共学に入らなかったかと思ったら、そういえば共学だったと思いだして、この日常に至った結果を憤るわけです。責任者を問いただす必要がある。責任者はどこか。

それはやはり、決して一歩を踏みだそうとしなかったおいちゃんがイカンわけですよ。中学の時のMさんも高校の時の電車通学で会った子とかおいちゃんなんでそこから一歩を踏みだそうとしなかったのか。そして、ええ歳こいてあせって頑張って血まみれでカウンターで寝ゲロですよ寝ゲロ。責任もクソもなく、リスクも取らずリターンばっかり夢見て、手札が良くなればきっと…なんて虫のいいことなんてないんですよ。限られた手持ちの手札で勝負するしかなかったんですよ、勝負も取らずに勝利はなかったのに、傍観者は勝利者をただ見ることしかないんですよ。

かつて、ライブにええ歳こいて血まみれになった時の人が来てて(ボーカル子が知り合いだから)、おいちゃんがキーボードを片付けて後ろ向いている間にボーカル子に話かけてて、振り向いた時に目があっておいちゃんちょっとびっくりしちゃって、向こうは少し怯えたような感じで足早に帰って、帰る姿なんて−あの時最後にあんな態度を取らなければ良かったと−見てられなくて、いたたまれなくて、申し訳なくて。

何が言いたいのか支離滅裂だけど、ドキドキはモラトリアムのうちに済ませておくべきことなんじゃないかと思うわけです。なんか「ドキドキはモラトリアムのうちに」ってラノベのタイトルみたいだな。