中山道

釜口水門から国道20号線を通って、塩尻から国道19号線で岐路へ。


中央道を通るより、国道19号をだらだらと走るのが好きで、途中とちゅうで道の駅に寄るのがなんとも楽しく、山々の間から見える夕焼けや、薄暮時に鳴く蜩の調べが、なぜだかひどく現実離れした感覚を与えてくれる。よく似たのが、和歌山県の国道42号線をただひたすら三重までドライブしていたとき。和歌山の海は見たことがない色合いと、波が削りだした風景で、異国と見まごうような…でも少しすれば初めてみるチェーン店が出てきて、あぁただ日本の知らない土地なだけかと現実に引き戻されるような…そんな感覚。


そんなこんなで、以前ちらっとみて通り過ぎてしまった小野ノ滝で小休止。国道沿いからいきなり見えるからなかなか止まれないンです。見た目より結構大きな滝で近くまで行くのが怖い。川の水を触って、冷たさを確認して再び岐路へ。


中津川からはあんまり面白くないから、中央道へ戻り自宅まで。550キロ程度の小旅行でございます。